60%キーボード自作
動機
Majestouch MINILAが10年前に発売開始されて仕事でそれを長く使っていたのですが、最近とれない傷や汚れが目に付くようになってきたというのと、USBポートがたまに不安定になる現象が観測されることが増えてきました。なので代替製品を探していました。
要件として大事かと思ったのは、
- なるべく小さいもの。60%または75%くらいの大きさ
- 矢印キーが独立している
- Majestouch MINILA-Rは対象外
- PageUp/PageDownはよく使うので押しやすい位置にあること
考えたのは、
- 75%キーボードを買う
- 家電量販店でELECOM VK300Sなどを試してみたのですが、PageUp/PageDownの位置が遠すぎることに拒否反応が出ました。プライベート用だと問題ないのですが仕事だと多タブを駆使して資料をみながらコードを書くみたいなことをよくするので少しの遠さが致命的になります
- Majestouch MINILAを中古で買う
- 無難だけどあんまりおもしろくないかなー?と思って優先度は最低に
- QMKが焼ける自作キットを買う
- 見つかったらこれ
で、見つかった
YMDKという自作キットを出しているところで、YD60MQというものが売っているのを見つけました。これMINILAユーザー専用のプレートあるし最高では?と思ってポチることにしました
買ったもの
- YD60MQ
- アリエクでも買えるけどVIA対応している公式のものを買ったほうが安心感あります
- minila layout PCB + Plateをチョイス
- base
- YD60とかGH60対応のやつならなんでもOK
- keyswitch
- ちょっと低いのでスペースの両端にあるバランサーがつかなかったりします
- いまなら普通のスイッチを遊舎工房でかうほうがいいかもバランサーつくし
- キーキャップ
- 大部分はコルセアのkeycap
- これらの足りないものについて、アリエクとかFILCOのものから入手
- 3u のスペース
- 1uの右Ctrl, 右Alt
viaで焼く
ここからviaを落として、設定を変えます
Fnキーに代わるものは、MO(1)みたいなので、そのへんをスペースの横に配置すると親指Fnが実現できます。で、Fnを押すとレイヤーが変わるので、レイヤー1にMINILA配置を設定していきます。いろいろ考えてこんな感じにしました
組み込む
基盤の上にスイッチをはんだ付けしまくるだけです。
で、完成
PageUp/PageDownなど刻印がないですが普通にFnを押しながら使えばMINILAのようにタイプできます
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