おもに日本語配列をゆるく語る
最近出るキーボードってのは、おもに3種類の配列があるんじゃ
- ANSI 配列
- 英語配列とざっくりカテゴライズされるものはANSI USです
- ISO
- ISO JPやISO USなどがある
- JIS
- ISO JPとはちょっと違う
いわゆる「日本語配列」と呼ばれるものは、ISO JP又はJIS配列の事を指すことが多いです。どんな違いがあるかっていうとWikipediaの画像がわかりやすいです
ANSIはまあ言わずもがなってことで、ANSIとの差分を見るとこれらの違いがあります
- ISO
- Enterがでかいだけ
- 左シフトを小さくして機能を追加
- JIS
- Enterはでかい
- backspaceと右シフトを小さくして2つキーを確保
赤いキーは以下のようになっています
- 「¥」や「|」 キーコードは220
- ANSIでは右上、ISO JPでは左下、JISでは右上
- 「]」や「}」 キーコードは221
- ISO JPやJISでエンターの左下にくっついてるやつ
- 「¥」や「_」 キーコードは226
- ANSIにはないよ
75%の日本語配列がまあまあしんどい話
突然ですが75%キーボードを探しています。
よく売られているキーボードサイズとして大きく3種類あり、
- フルサイズ
- テンキーもあわせてぜんぶいり。だいたい109キーくらいある
- テンキーレス
- フルサイズからテンキーパッドを除いたもの。だいたい94キーくらい
- 65%
- テンキーレスから矢印キーとPageUpやDelなど、Enterの右にあるやつを除いたもの。
- 上の画像のままのキーボードと思えばだいたいあってる
- F1~F12がないタイプもある。60%と呼ばれたりする
- PageUp/DownなどはFnキーとの組み合わせでサポートしたりする。なのでそのためにFnキーが追加されている
です。世界には40%キーボードとかいうわけわかんないものもありますがキワモノは除外します
そして65%は同時押しとかしんどすぎるという思い?からPageDownやDelなどを65%キーボードに後付けした75%キーボードというのも最近増えつつあります。
なので75%を選ぶメリットとしては
- なるべく小さくしたい
- でも矢印キーは独立しているほうがいい
- PageUp/DownやDelが近いと通常使用に結構楽
- テンキーレスは結構遠い
- Ctrl +PageUp/Downでchromeのタブ切り替えとかができます。さりげなく楽
これらがあるかなと思います
さてELECOM VK300Sを見てみましょう
類似品としてMX mechanical MINIやKeychron K3もほぼ同じような配列となっており、この並びが「75% JIS配列である」という風に言い切ってもいいのかなと思います
(K3は矢印キーの並びが特殊だけど)
変則的なものもあります。
roccat vulcan mini ISO JPはこんな感じです (amazon)
(書いてて気づいたんだけど普通220じゃね・・・?まいいか)
ていうかISO JPキーボードって実在するんですね。ほとんど初めて見たレベル
まあJIS自体がニッチすぎるのでISOの他国仕様に合わせながら同じ金型を日本向けに出したらこうなったって感じにみえますね
正直JIS版がほしいですけどISO JPすら出してくれないメーカーが多い中、ちゃんと日本語配列っぽいものを出してくれるだけありがたいです
「無理矢理75%にするために頑張った配列」としか形容できないですし、どうしてこうなった感が拭えないところはあります
ただ矢印キーが離れているので誤爆リスクとかはなさそう
こんな感じでざっくり有名どころをまとめてみましたがオチはなくて、キー配置はちゃんと確認して買いましょうと思いました だけの話
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