Ryzen 5800Xが熱すぎる話
Ryzen 2700Xに代わって5800Xを導入したんですが、結構な頻度でCPUファンが高回転になることがあります。
CPU温度を見ると77度くらいいってるのでファンコンが暴走してるとかではなくてただ高温になっているだけのようだ。
ちょっと調べたいのでRyzen Masterを入れてみる。(DL元はここ)
で、 開く。
ツール内で軽くload checkができるみたいなので流してみましたが4.7Gくらいまではカジュアルに上がって温度が79度まで上がりました。これはやべえ
いろいろ調べたところ
- デフォで動かすとすぐ熱くなる
- 簡易水冷が必須で、こういう評価の高いやつを導入するのがいい
- 負荷かかるとすぐOCしちゃう
- 4.5Gが定格なんじゃね?っていうレベルで上がる(定格は3.8)
- OCしない定格近辺で動かすのが性能も十分高く高温になりにくいという話
- ダイが1個なので熱いのでは。5950Xは2個
- 5600Xは1個なので、5600Xのガワに2コア追加で突っ込んだため結果として熱源が集中するのでは、という推測
というところまでわかりました。
今は水冷を突っ込む予算は控えてるので定格近辺で動かすという作戦をとってみます
マザボのPBOを有効にする(BIOS)
ASUS B550Mの場合はAI Tweaker -> Precision Boost Overdrive : [enabled]
で保存。
再起動してRyzen Masterを開くとPBOが変更可能になります
見方としてはPPTが最大消費電力で、なのでこの場合395WまでOCしまくるぜっていう設定ですね。カタログTDP105Wなんですが・・・w
TDC/EDCをふまえて説明をすると
- PPT: Package Power Tracking
- ソケットに供給される最大電力
- TDC: Thermal Design Current
- 高熱時に供給する最大電流
- EDC: Electrical Design Current
- 供給する最大電流
ソース:reddit
ソースを斜め読みした個人的な感想ですが
- PPTは下げるほど消費電力は下がる。でも下げすぎると性能はもちろん下がる
- TDC<EDCが好ましそう
- TDCは低くしてもいいがEDCを下げすぎると性能が極端に悪くなりそう
もちろん最小値があるのでゼロにしたから止まるみたいなことは起きません
で、だいたい最低との中間程度にしたかったので
- PPT 250
- TDC 120
- EDC 150
にしてみます。負荷をかけてみたところだいたい4.5G程度で頭打ちをするようになりました。
70度までは上がるけどそれ以上はあまり上がらなくなったのでこれで様子見をしてみることにします。いうて70度なのでファンは結構回るし下げたほうがいいかもとは思っているが安定して動くのも大事なのであまりデフォから逸脱した値にしたくないという気持ちもありつつ
あと夏場になったらもっと設定を下げるは必須っぽい
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